Plesk 18.0.40へのアップデート直後、Postfixが「554 5.7.0 The message could not be sent. You are not allowed to use sendmail utility.」と応答してメール送信ができなくなる問題が発生しました。ローカルへの配信もうまくいかなくなるようで、キューに多くのメールが滞留していました。
また、管理画面上からメールアドレスを作成しようとすると「mailmng-outgoing failed: ERROR:outgoing:domains.subscription_id may not be NULL」と出てメールボックスも作成できません。
結論としては、以下のコマンドで修復に成功しました。滞留したキューがある場合は修復後に「postqueue -f」で再送して下さい。
plesk repair db plesk repair mail
「plesk repair mail」を先に実行すると「plesk repair db」を実行してから再度実行し直すよう求められる場合があるのでそのとおりにして下さい。
Pleskのアップデートを切っ掛けに発生するということ以外の発生条件は不明ですが、弊社では AWS + CentOS 7 + Plesk の環境で複数発生しました。