メールサーバー管理者を悩ませる迷惑メール。国内のメール配信サービスは大手であっても事実上迷惑メールの送信を許容しているものが多いのですが、SendGridやMailgunなど海外大手はこれを許容せず、受信者からの苦情を受け付ける窓口を用意しています。
一日に何十件も迷惑メールが届く場合、メールサービスそのものに問題がある可能性もあります。重要なメールが迷惑メールに埋もれてしまうのは「しかたない」ことではありません!ぜひ北進総業までご相談ください。
Amazon Webservices (AWS)
Amazon SES
- email-abuse@amazon.com
専用メールアドレスにヘッダー情報を添えて送信する。自動処理のため返信は来ない。
Amazon EC2 ほか
- abuse@amazonaws.com
- https://support.aws.amazon.com/#/contacts/report-abuse
専用メールアドレスまたはフォームにヘッダーおよび本文全体を添えて送信する。担当者から返信が来て、迷惑メールの送信にAWSのリソースが利用されていたことが確認できたかどうかが通知される。
この窓口にSESについての報告を送信するとSES用の窓口に転送される。SESまたはAmazon以外から送信された迷惑メールであっても、本文にAmazonのリソースを利用したコンテンツが含まれている(誘導先のWebサイトがEC2でホスティングされているなど)場合はこの窓口に送信する。
Benchmark Email
- support@benchmarkemail.com
専用メールアドレスにヘッダー情報を添えて送信する。担当者から返信が来て、配信停止リストへの追加が行われる。
Salesforce
- abuse@salesforce.com
専用メールアドレス宛にヘッダー情報を添えて送信する。
SendGrid
- abuse@sendgrid.com
専用メールアドレスにヘッダー情報を添えて送信する。担当者からの返信が来て、送信元アカウントの特定ができたかどうかが通知される。
国内代理店のアドレス「abuse-sendgrid@kke.co.jp」も存在するが、日本語での連絡が必要であるなどの理由がなければ本国のアドレスに送信すればよい。
Mailchimp
- abuse@mailchimp.com
- https://mailchimp.com/contact/abuse/
専用メールアドレスまたは専用フォームにヘッダー情報を添えて送信する。担当者からの返信が来て、送信元アカウントの特定ができたかどうかが通知される。
受信したメールのフッターに記載されている「unsubscribe from this list」のリンクをクリックして配信停止した後、解除理由から「オプトインしていない」または「スパムである」旨の選択肢を選んでもよい。
Mailgun
- abuse@mailgun.com
専用メールアドレスにヘッダー情報を添えて送信する。担当者からの返信が来て、調査を開始したことが通知される。
ラクス
- abuse@mailgun.com
専用フォームにメールの件名や本文等を添えて送信する。担当者からの返信が来て、行われた対応の内容が通知される。
迷惑メールとは
「迷惑メール」とは、受信者が同意していないのに送られてくるすべてのメールをいいます。
国内では特定電子メール法によって規制されていますが、いわゆる「営業メール」については例外規定があり、会社等がホームページ等で公開しているメールアドレスに対する迷惑メール送付は規制を逃れているのが実情です。
しかし、重要なメールが迷惑メールに埋もれてしまうのは「しかたない」ことではありません。北進総業は確かな技術と経験で快適なメールサービスを提供いたします。迷惑メールでお困りの方は、ぜひとも弊社にご相談ください。